2007年12月20日木曜日

“ほんとうの自分”を映し出す鏡 より



エス・エス・アイ メールマガジン編集部さんのコラムの引用です。

みなさんは1日に、何回鏡をのぞきますか?顔色を確認したり、体のお手入れをしたり、ファッションをコーディネートしたり・・・私たちは鏡を通して自分自身をチェックしています。ときには人知れず笑顔を作ってみたり、モデルばりのポーズを決めてみたり。

ある心理学者の実験によると、目の前に鏡がある場合、そこに映った自分を見ることで「私的自己意識」が高まるのだそうです。「私的自己意識」とは、自分の心の内側にある欲求や思考のこと。自分本来の砂音意識、といってもいいでしょう。この「私的自己意識」が高まると、人は自己の信念を強く自覚し、貫こうとする傾向があるのだといいます。

一方、目の前に他者の視線があるとき、人は自己の信念を忘れやすく、他者からの期待に応えようと行動する傾向があるのだそうです。なぜならそれは、他者の視線を感じることによって「公的自己意識」が高まるため。「公的自己意識」とは、自分が周囲からどのように見られているのか、どのように評価されているのかという意識のこと。「公的自己意識」が高まると、世間体や周囲の意見ばかりが気になり出し、素直な自分の気持ちを見失いがちになってしまいます。それが度を越せば、“我を忘れた状態”に陥ってしまうのかもしれません。

「外見的なことばかりで鏡を見ないで、自分と対決するために鏡を見る。これがほんとうの鏡の見方だ」とは、芸術家・岡本太郎の言葉。鏡を通して本当の自分を貫くことこそが、その人の本当の魅力につながるということなのでしょうね。常軌を逸するほどに怒りに震えたとき、やることが多すぎて自分のことが後回しになりがちなとき・・・そんなときこそ、素直なありのままの自分を取り戻すために鏡をのぞいてみてはいかがでしょうか?


いかがででしたか?
家を出る時、警備につく時、その時には目の前に鏡はないかも知れません。
でも、等身大の鏡があると思って素直なありのままの自分を取り戻すために鏡をのぞいてみてはいかがでしょうか?

画像はBicCityから

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